国産機の中でも、LEDフラッシュするクォーツは多くは有りません。ざっと思い付くのは、セイコー39VFAのセコンドフラッシュと、このクリストロンのミニッツフラッシュですかね〜。一般的にはウルトラマンの愛称で呼ばれていますね。ミニッツフラッシュですから1分に一度.12時位置のフラッシュが光ります。昨年クリストロンのcal.8600が沢山有ったので、回路がいかれていたこの子を直してみようと思いました。回路もコイルも交換して、動作したところで、師匠にOHして貰い、しっかり動作しています。3時リューズについては、通常の時計と同じで、説明の必要は有りませんが、8時位置のプッシュについて説明しましょう。まず、秒針が30秒を超えない場合に8時プッシュを押すと、経過した秒数だけフラッシュが点滅して秒を数えます。例えば秒針が15秒位置でプッシュを押すと、針は15秒の位置で停止して、フラッシュが15秒カウントするんです。何の為に？ですよね。これは基準時計と合わせる時に、リューズを引かずに合わせる為なんですね。基準時計より5秒進んでいたら、秒針が5秒のところでプッシュすれば、基準時計と合う事になります。で、30秒を過ぎてプッシュを押すと、秒針は0秒位置、つまり12時位置まで移動します。もしそれで基準時計をオーバーしたら、先程の手順で秒針停止&フラッシュカウントして合わせる事になりますが、私は面倒なので（笑）リューズ合わせしちゃいます。全てオリジナルです。ケース、ブレスはお揃いの模様、ブレス最大長は19.7センチ。ガラスはリカットしていません。何箇所かキズが有ります。私が長く使うつもりでしたが、またクォーツも溢れて来ました^^;VFAなどと違い、特別調整された振動子では無いので、まあそれなりの精度になります。一生懸命フラッシュ写真を撮ろうと頑張りましたが、一瞬のフラッシュを撮影出来ませんでした^^;お出しする時は新しい電池と交換してお出し致します。