ご覧いただき、ありがとうございます。まずはプロフをお読みください。こちらは20年ほど前に京都祇園のかづら清で購入した、本漆、純金蒔絵、螺鈿の簪になります。当時、税込で7万円を超えたと記憶しています。溜色というのでしょうか、透明感のあるエンジ色のような地色に、蒔絵と螺鈿でオダマキ文様と桜の花びらが描かれています。歌舞伎や文楽の演目の、妹背山や静御前の義経千本桜を思わせる図柄です。桜の季節はもちろん、これらの演目をご覧になる時にいかがでしょうか。3回ほど使用しました。美容室で髪から落ちないようキツめに挿されたので、裏と足の部分にピンの傷が残ってしまいました。絵柄部分は無傷で、鮮やかです。今でも非常に美しく、手放すのは心残りで大切に保存していましたが、どなたか愛用してくださる方にお譲りしたいと思います。写真では十分に美しさを表せずに残念です(^_^;)箱には角スレなど痛みがありますが、使用には問題ありません。個人的には、まだまだ非常に美しいお品物だと思いますが、細かい事を気になさる方、完璧をお求めの方は、ご購入をお控えください。他にもいろいろ出品しております。よろしければご覧ください。