【古本】金子晴勇『ヨーロッパ人間学の歴史』 最高

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著者: 金子晴勇出版社: 知泉書館言語: 日本語ISBN-13: 978-4862850348発売日: 2008/06状態: 書き込み無し。ヤケ多少有り。本文状態良好。ヨーロッパの人間学はカントにより構想され,20世紀初めにマックス・シェーラーによって組織的に構築されたが,その歩みは古代にまで遡る。本書は古代ギリシアのホメロスから中世をへて近代哲学にいたる〈心身論〉の流れを,原典に即して思想史的に考察する。ヨーロッパの心身論を,プラトンやデカルトに代表される「魂と身体」として捉える二分法と,オリゲネスにはじまる「霊・魂・身体」とする三分法から捉え,この二つの見方が相互に交錯しつつ展開してきた軌跡を明らかにする。とくに近代哲学において霊性がいかに変容していったかという閑却されがちな問題にも光をあてる。著者は従来,〈人間の尊厳と神の像〉〈愛〉〈自由意志〉〈良心〉〈恩恵〉など多様な視点から人間学的考察を試みてきた。本書は大学での講義を踏まえて書き下ろされ,著者の半世紀に及ぶ人間学研究の集大成であるとともに,心身論を中心にしたヨーロッパ思想史ともなっている。序論 心身論(人間学的区分法)から見たヨーロッパ人間学の歩み第Ⅰ部 古代ヨーロッパの心身論第1章 古代ギリシア人における魂と身体第2章 ギリシア哲学の心身論第3章 ヘブライズムの心身論第4章 キリスト教教父哲学の心身論第5章 アウグスティヌスの心身論第Ⅱ部 中世における心身論の展開第1章 スコトゥス・エリウゲナにおける人間の地位第2章 アンセルムスとベルナールの心身論第3章 トマス・アクイナスとボナヴェントゥラの心身論第4章 スコトゥスとオッカムの心身論第5章 ドイツ神秘主義の心身論第Ⅲ部 近代ヨーロッパの人間学と心身論第1章 エラスムスとルターの人間学的三分法第2章 デカルト学派の心身論とその批判第3章 敬虔主義における霊性第4章 啓蒙主義の人間観第5章 カントとヘルダーの人間学第6章 近代哲学における霊性の復権

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