ケンペ、Rシュトラウス、sacd 最高

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ドレスデン生まれのケンペによる、旧EMIレーベルへのまさに正統的なこのリヒャルト・シュトラウス:管弦楽作品全集は、リリース以来、決定盤として君臨してきた名盤中の名盤です。今回のリリースのために、アビーロード・スタジオにて、あらためて旧東独から返還された良音質のオリジナルのアナログ・マスターテープから高品位(96kHz/24bit)でデジタル化を行い、日本で最新のマスタリングを施した上で復刻いたします。協奏曲以外は以前日本で2012年にSACDシングルレイヤーとして市販されていましたが、今回初めて、全作品9枚分がSACDハイブリッド盤として揃いました。協奏曲8曲分が今回世界初SACD化となります。加えて、リヒャルト・シュトラウス研究の第一人者、広瀬大介氏による明晰な解説も必読の永久保存盤です。最新の「DEFINITION SERIES」第19弾は、ちょうど1年前の第10弾"ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン/ブルックナー:交響曲全集"に続く、大型アイテムのリリースとなりました。ヨッフムとほぼ同じ時期に同じ旧EMIレーベル、同じオーケストラで録音された作品群、それが今回のケンペによる一連のリヒャルト・シュトラウス作品集です。これらの録音は、もっとも正統的なリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品全集として、リリース以来高く評価されてきました。元々ワーグナーとの結びつきも強いシュターツカペレ・ドレスデンとリヒャルト・シュトラウスとの関係は1882年の「管楽器のためのセレナード」の初演から亡くなる前年まで続き、15作とのオペラのうち9作はこの劇場で初演されたほどです。また、アルプス交響曲は作曲者の指揮で初演を行い(初演場所はベルリン)、献呈もされています。今回の復刻では広瀬大介氏による解説を新規で掲載しました。読み物としても大変興味深い内容となっています(解説書合計では32ページ。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。(2/2)

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